銀行の改革なのか?
銀行振り込み、午後4時まで延長 通販需要など対応 :日本経済新聞
国内の銀行は今は平日午後3時までとしている他行に現金を振り込める時間を延長する。まず1時間延ばし4時とする案が有力だ。2015年度中にも実施する。一部の大手行は数年内に土日祝日の対応も検討する。インターネット通信販売などで即時決済の需要が高まったことが背景だ。午後3時の取引終了を前提にした、手形や小切手などの商取引慣行にも影響しそうだ。
今回の延長が実現した場合には、銀行の営業時間も変わってきそうな気がする。
振込ができるようになるならば、預金取引(入金や出金)ができるようになる必要が出てくるので
営業時間が16時までになるのかな?と思う。
ただ、システムとしては全銀協のシステムがどうなるのかなので
全国銀行協会が銀行や信用金庫など約1300の国内の金融機関をつなぐ全銀システムの見直し案の骨格を月内にまとめる。すべての金融機関が平日の稼働時間を一律に延ばす案と、一部の金融機関が土日祝日も含めて延ばす案の2つを示し、年内に結論を出す。全銀システムの稼働時間が変わるのは1995年以来だ。
この二つの案のどちらを採用するのか?ってことになりそう。
おそらく、一部の金融機関が土日祝日も含めて延ばす案は採用されない気がする。
理由としては採用したところには顧客が集中して、採用しない金融機関は顧客離れ。
そして地銀での下位行なんかは、無理に土日祝日までやってしまうと
おそらく、人員が足りなかったりいろいろと不具合が出てくると思う。
なので、一律延長が採用されると思うけども
16時まででいいのか?っていう議論も出てくるはず。
もうちょっと利便性を高めるという観点ならば、17時とかって声も出てくるだろうけど
そうすると、為替の締上げなどが大変になるから実現性は低いと思うけども
金融機関にとっては、システムの稼働時間を延長すると担当者の増員などでコスト負担が増す。稼働時間を深夜や早朝にまで延ばすと、不正送金などの犯罪に悪用される懸念が増すため、業界はなお慎重だ。
こういう問題があるので、とりあえずは16時までの延長で決着なのかと思う。